不安障害 |
不安障害とは、その人の置かれた状況から考えて不釣り合いなほど激しい不安が、慢性的かつ変動的にみられる状態です。 不安は本来、脅威や精神的ストレスに対する正常な反応であり、誰しもが経験するものです。しかし、その程度が強すぎたり、生活に支障が出るほどに続く場合には、不安障害となります。 具体的には次のようなかんじです。 「つまらないことが気になって仕方ありません。自分でも取り越し苦労なので考えるのは止めよう、考えてもどうにもならない、と思うのですが、どうしても頭がそこから離れません。」 不眠症も合併することが多く、「寝る前にはその日あったことや翌日のことを考える癖がついてしまって、毎日眠るのに1時間以上かかってしまいます」。また、パニック障害を合併することもあります。 |