中央公園クリニック 福岡天神
心療内科・精神科


双極性障害・躁うつ病

昔は躁うつ病といわれていたもので、躁状態とうつ状態が交互にみられるものです。

躁状態の時には、多弁、多動、浪費、過活動、誇大的言動などがみられ、うつ状態では、動けなくなったり悲観的になったりします。わかりやすいうつ状態だけではなく、躁状態とうつ状態が混じり合った落ち着かない場合もあります。

躁状態が強く典型的な躁うつを繰り返すタイプを「双極T型障害」といい、躁状態が軽い場合を「双極U型障害」といいます。

「双極U型」の場合の躁状態はごく軽いもので、表面的には元気がよい、体調がよいという程度に感じられ、躁病相が見落とされて単純なうつ病と診断されていることがあり注意が必要です。

具体的な患者さん自身の体験はこんな感じです。

「仕事が重なって無理をしていましたが、頑張って業務をこなしていました。周囲の期待にはそれなりに応えていたつもりです。 朝早くから目が覚めたり眠りが浅かったり、眠れない日が続いていたある朝、突然起きられなくなってしまい出勤できなくなりました。」

「元々は元気でテンションが高いタイプですが、体が言うことをききません。気持ちばかり焦って、どうにもなりません。 振り返ってみれば昔から無理をした時に寝こんだりすることがありましたが、なんとなく元気に戻っていたので気にしませんでした。 人間ですから体調や気分の波があるのは当たり前で、自分では病気とは思えないのですが、家族や友人からは心配されます。」

双極性障害というのは周囲からみるとわかりやすいのですが、自分自身で双極性障害であると認識するのは意外に難しいものです。


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