中央公園クリニック 福岡天神
心療内科・精神科


不眠症
睡眠が十分とれないことで、昼間の日常生活に支障がでるものです。

患者さんから「何時間眠れば大丈夫ですか?」という質問がありますが、個人差、年齢差、体質などによるばらつきが大きく、一概に何時間というものはありません。大事なことは、昼間の生活のだるさ、眠気などがあるようなら治療が望ましいということです。

不眠症のパターンとして、入眠障害(布団にはいってもなかなか眠れない)、中途覚醒(夜中に何度も目が覚める)、早朝覚醒(朝早く目が覚めてしまい、そのあと眠れない)、熟眠障害(ぐっすり眠った感じがしない)があります。

眠れないので毎晩寝酒をする方がおられます。アルコールはとりあえず入眠することには有効ですが、2,3時間で目が覚めてしまい、その後眠れなくなります。アルコールというのは、基本的には不眠に働く作用があるので当然です。

「酒を飲むと夜中に目が覚めてその後眠れません、どうしてでしょうか?」という質問をよく受けます。これはアルコールというものの自然な作用です。まずはアルコールをコントロールすることが大切です。


福岡天神中洲
中央公園クリニック